2018年謹賀新年

当ブログ昨年末より始めましたが

月1のアップを目標に記事を書こうと思っております。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年の年賀状用に撮った画像を

そのままアップしてみた。


これは

昭和30~40年代の薬局のノベルティ。

身長5cm弱の子犬のソフビ(マスコット?指人形?)

藤沢薬品のチオクタンSを買うと貰えたものだ。


年賀状は

奥さんと共用のデザインのため

多少のかわいらしさが求められていた。

犬のソフビ系を何種類が撮ったのだが

これが採用になった。

立派な商品名タグ付きだ。


提供していた藤沢薬品は

その後統廃合が繰り返されて

今ではアステラス製薬株式会社に引き継がれている。


昭和30年代生まれの方なら

藤沢薬品といえば

「少年忍者 風のフジ丸」を連想するだろう。

原作は白土三平の「風の石丸」だったが

TVアニメ放送に伴い

スポンサーだった藤沢薬品の意向で

「石丸」⇒「フジ丸」に変更された。

スポンサーの威力は絶大だった。


ちなみにチオクタンもノイビタも統合後は

「リゲイン錠」が代替商品として位置付けられたようだ。



話を年賀状に戻そう。

銀行の口座を開設すると貰えた

ソフビの貯金箱だ。

奥が羽後銀行

手前が三和銀行

これも昭和30年代のものだと思う。


家庭内の年賀状デザインコンペで

次点になってしまい

日の目をみないのもなんなので

アップしてみた。


今年は戌年でお正月を迎えたということで

誰もが思いつくのが「犬棒かるた」であろう。

(訂正:私だけであろう)

家にある犬棒かるたを

取り急ぎ集めてみた。

特に古い4点をピック。

おそらく昭和20年代だ。


右下

価格なんと15円。


右上

謎の犬少女登場。

おそらく「はな・ちびちゃん」の

はなちゃんだと思うが

詳しくはまた機会があれば記事にしたいと思う。

(ググっても個人のペットしか出てこないが

紙芝居が現存してますので)


犬棒かるたについては

近いうちに特集をできればと思っています。


さいごまで

とりとめなく書き続けてしまったが

最後にリクエストにお応えして

「なるへそくん」小出信宏社 定価¥180

山根青鬼作のギャグ漫画。

TVアニメ化が予定されていたことを受けて

かるたの商品化もされたようだが

のちにアニメ化は見送られた。


理解できた時に発する

「なるへそ!」

はこの作品が元になっている流行語に。


山根青鬼は

「のらくろ」で有名な田河水泡のお弟子さんで

双子の兄弟で山根赤鬼もギャグ漫画で人気があった。





1コメント

  • 1000 / 1000

  • ストラダ5

    2018.01.01 08:18

    モロズミダン様、犬棒かるたにはこんなにもバリエーションがあるのですね、当方の幼少期我が家にあった犬棒かるたは川崎のぼる先生の画でした。  なるへそくんのかるたの紹介ありがとうございます。  画像で見る限りあおおに先生本人の筆によるもののようですねまだお若い頃の作なので線に勢いがあって素敵!当方はカゲマン世代なので残念ながらなるへそくんは未読なのですが、読んでみたい作品です。 アニメ化はエイトマンのエイケンで予定されて現在ダイジェストですが東映から発売されているエイケンアニメ主題歌集のDVD で見る事が出来ます。   冒頭の年賀状用のワンちゃん可愛いですね、次点の貯金箱ワンちゃんも可愛い!